理想のクリニックとは?
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ブログ第2回目は、理想のクリニックについて書いてみたいと思う。
どの科のクリニックにも言える事だが、揺るぎない理念のもと、ハッキリと明確なコンセプト、
テーマが設定されている事が必要だ。
いや、この事はクリニックに限らず世の中全ての会社に言える事だろう。
僕が思うに、いくらシェフの感性や技術が優れていても失敗するレストランがあるのと同じで、根っこがブレない事が必要だと思う。
「浜松町こころのステーション・クリニック」では、根本の理念を
「医療を通じて社会全体の生産性を高め、社会貢献する事」と定めた。
近年は「GDPに対する医療費の割合が鰻登りで…」などという報道が目に付く。
まぁ、その事実自体はその通りなのだが、本来、医療というのは例えば、
「死ぬかもしれなかった人が救命により再び働ける様になる」
→「下がるはずだったGDPを押し上げる」
といった役割を担っていた筈だ。
つまり、医療がある事で経済も上手く回っていたのだ。
ドラクエでも僧侶がいないとお手上げだよね?
それがいつの間にか、医療行為自体にコストがかかる様になり、収支が逆転していった訳だ。
勿論、アウトプットの低下もあるんだろうけど。まぁその辺の詳細は専門家に譲る事にしよう。
僕が複数の企業を産業医として担当している事もあるが、
当院は病状回復に終始するだけでなく日本経済の発展にまで繋げていきたい。
海外、例えばアジアの凄まじい発展を見て余計にそう思う。
当院を通じて少しでもその辺りを実感して頂けたら幸いだ。
(To be continued…)